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2008/05/30

美しいものが消えるとき

明日、31日で旧日本航空のマークとして知られた鶴丸のマークが飛行機から消えるようです。
美しいマークが、無くなるのは残念です。

同じく、日石と三菱石油の合併により、日本石油のサンライズマークが無くなったときも、さみしいと思いました。真っ赤な太陽の上半分がデザインされた、端正で美しいマークで気に入っていました。合併後、エネオスと名前が変わり、新しいマークは、以前のマークに比べ、会社の希望が込められているのでしょうか、躍動感が増したように思います。
しかし、美しいものが、無くなるのは、残念です

守矢資料館007

長野県茅野市の、神長官守矢資料館の展示に付されたサインです。
土塗り壁に直接漆喰を重ね、その上に、墨で説明を書いた和紙を貼っています。
資料館の空間そのままの、美しいサインだと思います。設計は、建築史家でもある東京大学の藤森照信先生によります。
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2008/05/29

音の話

メタボ対策、また、ガソリンも急騰していること等から、事務所から自宅まで、徒歩で40分ぐらいの距離を、できるだけ歩くようにしています。一人で、力いっぱい歩くのも気持ちが良いのですが、とりとめの無いことを話しながら歩くのも楽しいひと時です。

先日、よそ見をして、お店のテントの支柱に、思いっきり頭をぶつけてしまいました。あまりの痛さに、しゃがんでしまいそうになりましたが、そばに高校生らしき集団がいたため、早足でその場を離れました。♂に言わせると、すごい音がしたそうです。支柱が、鉄の塊だったら、響きません。鉄の管であったことが、「すごい音」の要因です。(頭も頭蓋骨に覆われており、良く響く要因です。)

なぜ、このようなことを書いたのかと言うと、「塊ならば響かない」ということを、説明する機会があったからです。

和室を洋室に変えたいとおっしゃる方に、音の問題を説明しました。その方のお宅では、畳をフローリングに変える場合、居間と床の高さをそろえるためには、コンクリートの床(コンクリートの躯体です。スラブと言います。)の上に木で下地を組みその上に床材を貼る、二重床にする必要があります。その場合、コンクリートの床と、新たに組んだ床との間に、空間ができ、上で歩いた音が増幅されることがあります。太鼓のような現象です。対策として、重いグラスウールを充填する方法があります。

説明しながら、同じ理由だ・・・と、考えていました。

堀口捨身4

江戸東京たてもの園に移築された、堀口捨己が設計した「小出邸」の玄関です。
ベンチがあり、座って靴を履くことができます。また、その、右側には、傘が置けます。背があたる壁、傘が置かれる壁。そのことを、考えながら、デザインしたのではないでしょうか。木を削った職人さんの手の跡が残っている、美しい壁です。
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2008/05/29

仰々しくなく

近隣に、昭和40年代後半から50年代に建てられた、5階建ての団地が数箇所あります。
築後30年を過ぎており、生活環境も整い、廻りの環境も落ち着いています。
そして、事務所がある黒須団地を含めて、ほとんどの団地で、住民の高齢化が進んでいます。

しかし、一様ではなく、高齢化を受け止め、積極的に対応している団地もあります。
階段に、取り外し可能な(階段の幅に制限があるため、取り外せるということは、大切なことです。)手摺を取り付けたり、介護用の自動車が駐車できるようなスペースを設ける等です。
そこでは、住民が要望を伝えられるような、仰々しくない、仕組みができているようです。

こども
事務所の、窓からです。
滑り台がある小さな公園がそばにあるため、団地の外の子供たちもやって来ます。団地の公園は、車の心配も無く、安心して遊ばせることができるようです。はじめて黒須団地に来た時、キャッチボールをしていた子供が、「こんにちは」と挨拶してくれました。うれしくて、印象に残っています。
集まって住む | Comments(0) | Trackback(0)
2008/05/27

江戸東京たてもの園

少しですが、空いた時間ができたので、小金井公園の中の江戸東京たてもの園に行ってきました。
「たてもの園」には、現地保存が不可能な、文化的価値の高い、歴史的建物が移築されています。(パンフレットからの抜粋です。)
平日であったため、来客数が少なくゆっくりと、見ることができました。現在、27棟あり充実した内容です。

今日は、(財)東京都歴史文化財団の「ぐるっとパス2008」で、入場しました。都内61の美術館、博物館、水族館、動物園などの入場券・割引券がつづられたチケットブックです。これも、行ってみたい企画があれば、うれしいチケットです。
しかし、たてもの園に関しては、一年間、何度でも入場できる「友の会」に入りたいねと、♂と話しています。

小金井公園の木陰も気持ちよく、次は、夏の暑い日に、おにぎりでも作って、涼みに行きたいと思います。

たてもの園 014

江戸時代中期、世田谷に建てられた綱島家という、農家の建物です。ドマから見上げました。
天井は無く、煙にいぶされた、美しい、屋根の下地の竹組み・茅(カヤ)が見えています。
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2008/05/26

いるま蕎麦打ち倶楽部

「いるま蕎麦打ち倶楽部」として、先生の指導の下、月一回くらいのペースで、蕎麦打ちを楽しんでいます。奥が深く、同じに打てるということはありません。

初めてのボランティア活動として、24日(土曜日)、特別養護老人ホームで、「蕎麦打ち」を見て、食べていただく機会を得ました。
これまで、蕎麦を食べなかったけれど、おいしくて7回おかわりされた方がいらっしゃった事など伺い、大変でしたが、やって良かったと思っています。
食べてくださった中から、蕎麦打ち倶楽部の仲間が、二人増えそうです。

K6-508床

金曜日、土曜日と、設計事務所としての仕事は「休み」でしたが、工事は進んでいます。
和室を洋室にリフォームするため、畳が敷かれていた部分に下地を作っています。
畳がおかれていた板をはずし、使える根太は利用し、新しいものを加え、産廃を減らします。
仕事 | Comments(0) | Trackback(0)
2008/05/23

時の経過とともに魅力的に

以前所属していた事務所で、担当させていただいた、早稲田大学所沢キャンパスの見学会の企画があり、久しぶりに行ってきました。

竣工当時は、植栽もまばらで、グランドが広く感じられ、バスを降りてから校舎迄、少し遠いなと思っていました。
20年を経た今、欅並木の木漏れ日が美しいアプローチ道路を抜けると、カール・ミレスの「人とペガサス」が空に現れます。そして、校舎へのブリッジが、気持ちよく続きます。時間によって、魅力的な空間になったような気がします。

人とペガサス

カール・ミレスはスウェーデンの彫刻家で、一連の彫刻は、スウェーデンの国宝となっており、「人とペガサス」は、その中のひとつです。
建築 | Comments(0) | Trackback(0)
2008/05/22

さりげなさ

山田屋の、お饅頭をいただきました。
お饅頭は、いろいろな、メディアで紹介され、食べておいしく、贈り物としても体裁が良いので、ご存知の方も多いと思います。
6個入りというさりげなさに、贈ってくださった方の、おしゃれな心遣いを感じました。感謝です。
いくらでも食べられるくらい、おいしく、あっという間になくなりました。

いただいて嬉しいと思う理由のひとつとして、おいしいということはもちろんですが、包装・デザインが良いということも大切なことかもしれません。

山田まんじゅう 001

お饅頭一個の大きさがおしゃれです。(大きさもデザインのひとつです。)包装紙・箱・中のカード・・・微妙な、素材・色の重なりが、期待感を持たせます。中のカードの色は餡の色と同じ様です。

DIC、日塗工などの色見本帳で探しましたが、これだという色を見つけられませんでした。
本当に、色は無限です。
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2008/05/21

さわやかな朝

一日を気持ちよく過ごせるかどうかは、朝に始まるような気がします。

昨日とは、打って変わって良い天気です。
窓を全開にして、空気を入れ替え、深呼吸をしました。
思いつきで動くことが多いと、♂に言われそうですが、このまま体操をしたいくらいです。

事務所 窓

事務所の窓ガラスです。実験として、ポリカーボネートという中空の材料を貼り付けています。

写真では少し分かりにくいのですが、近くで見ると、6mm毎にリブがあるように見え、全体で見ると、外からの視線が気にならず、外の様子がちょうど良い程度にわかります。
また、中空であるため、断熱という性能もあります。
但し、この材料は、温度と湿度で伸縮が生じ、時々調整が必要になります。実験で終わりそうです。

窓は、熱損失の大きい場所であり、最近ではペアガラスを使うことがほとんどです。

リフォームでペアガラスを検討する場合、ガラス部分の重さが倍以上になることが多く、サッシの状況を確認する必要があります。
全体が重くなることにより、開閉の際、大きな力が必要になったり、戸車が、その状況に耐えられないこともあります。場合によっては、サッシの交換、若しくは、リフォーム用のかぶせサッシの使用などの検討が必要になります。
仕事 | Comments(0) | Trackback(0)
2008/05/20

充実したはじまり

今日は、水の流れる音で目覚めました。

上の階の方が、今日は雨なので、ついでにということで、水を流しながら、階段室を掃除して下さっていたのです。
一緒に、掃除させていただき、さわやかな充実した気持ちで、一日をはじめることができました。

デザインラボ事務所

事務所です。食事も作り、洗濯もし、遅くなると泊まることもあります。
築35年の旧公団の分譲住宅をスケルトンからリフォームしました。

3DKを、大きな一室にしました。無駄な部分が無くなり、広くはない空間を、有効に使っています。テーブルは食卓であり、打合せテーブルになります。手前が、事務所ゾーンになります。
仕事 | Comments(0) | Trackback(0)
2008/05/20

情報弱者・・・かも

少し前になりますが、5月12日の朝日新聞に「振り込め詐欺救済 被害金全員に戻るか」という記事がありました。
「振り込め詐欺などの犯罪でとられたお金を被害者に返す仕組みが、6月から動き出す。」という内容です。気になることがありました。記事の中でも、問題点として捉えられていますが、「返還を知らせる公示」が、ネット限定という点です。

これまで、NPO法人ピュアライフ・ネットワークの一員として、いわゆる「悪徳リフォーム」の調査に関わることがありました。調査に伺うと、「被害者は高齢者、若しくは認知症の方」という場合が、大きな割合を占めます。
「情報の弱者」の中に含まれる人が、ほとんどです。

ネットの公示を見て、銀行に申請した被害者に対して、銀行が被害金額を按分して分配する仕組みのようです。新聞で解る範囲は限定的なものですが、情報を得ることのできる人と、得られない人の「格差?」が生じるような気がします。
「救済に向かって、一歩前進」とは思いますが、次の一歩の前に、情報の弱者に対しても救済を、考える必要があるように思います。

安曇野ちひろ

安曇野ちひろ美術館で、入場券とともに渡された5cm角の、かわいらしいカードです。裏に(写真左)QRコードがあり、待ち受け画面用の画像を、ダウンロードできるようです。
残念なことに、私の携帯電話では・・・・
つれづれに  | Comments(0) | Trackback(0)
2008/05/16

ありがとうございます

先日リフォームを終えた、お施主様が、手ぬぐいを届けてくださいました。
とっても嬉しいので写真を撮りました。
大工道具です!
「GINZA HANDS」 と 「かまわぬ」のコラボレーションで、GINZA HANDSの限定品とのことです。

手ぬぐい

事務所の開設の際も、大皿を、お祝いにいただきました。
彼女の選んだものは、いつも素敵です。
美しいもの | Comments(0) | Trackback(0)
2008/05/15

職人さんの手のあと

ほとんどの解体が終わり、天井の吹付け材を撤去しています。

5階なので、天井にコンクリート打ち込みのスタイロフォームが断熱材として入っています。
その上に、吹付けて仕上げられています。
しかし、吹付け材の劣化が進みすぎているため、その上に吹きつけることは、強度の面で難しく、下地を組んで天井を貼るには、コストの面で難しい状況です。
幸いにも、アスベストが入っていないことが確認されているため、吹付け材を撤去することにしました。

K6-508天井処理

間仕切の変更があるため、ある程度の天井の不陸は生じますが、職人さんの手のあとが感じられる、あじのある天井になりそうです。

仕事 | Comments(0) | Trackback(0)
2008/05/15

街を変える、ちょっとしたもの

久しぶりの元町で、面白いものを見つけました。
PETBARです。ペットの水飲み場で、散歩中の犬をちょっと繋いでおくこともできます。
山手に住んで、散歩の途中、元町で買い物ができるなんて、少しあこがれます。

住宅地を控えた店舗に、PETBARのようなものがあると話題になるかもしれません。
散歩の途中、ちょっと繋いで、焼きたてのパンを買い求めるなど・・・いろいろ思い浮かびます。
ちょっとしたことですが、あることで人の動きが変わり、商店街がおしゃれになるような気がします。

最近、自宅から歩いていける距離に「三井アウトレットパーク入間」ができました。
未だ、混雑しているようなので、ゆっくりと見ていませんが、PETBARのようなものがあるかもしれません。
「散歩の途中に買い物」ということが可能かもしれません。
連休も終わったので、覗いてみようかと思います。

元町pet bar

水飲み場が無くて、フックだけのものもありました。
写真を失敗してしまい、お見せできないのが残念です。
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2008/05/14

住む人の気持ちが、うれしく感じるとき

木造の本堂の耐震改修の状況を見せていただくために、横浜に行ってきました。
経緯、方法など、ご住職のお話を伺う事ができ、大変勉強になりました。

木造の古い寺院は、柱で広い空間が構成されていることが多く、最近の耐震基準に適合していないものもあります。
耐震強度を増すためには、構造上有効な壁を作ることが一般的です。
その場合、機能を損なわず、デザイン的にも優れたものにすることが肝要です。

浄光寺08.5.13

庫裏・客殿の、玄関へのアプローチです。
本堂は禅宗の座禅堂を移築したものとのこと。(植栽に隠れていますが、左側にあります。)
本堂以外の、庫裏・客殿はRC・一部鉄骨造で、2000年に竣工。池原義郎・建築設計事務所の担当者として仕事をさせていただきました。
8年経ち、植栽も落ち着いてきました。
皆様がお変わりなくお過ごしのこと、また、丁寧に、のびのびと使っていただいていること、大変うれしく思いました。
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2008/05/12

つくるもの

目白の「吉村順三記念ギャラリー」の、小さな建築展 第9回「東山魁夷邸」展に行ってきました。

故吉村先生は、画家東山魁夷の住宅を設計した方です。
最初は、小さな家でしたが、数回にわたり増築を繰り返し現在の東山邸になりました。その過程、ディテールを、図面でたどることができ、大変勉強になりました。

最近の住宅メーカーのモデルハウスは良く考えられています。それを見て「家は買うもの」と考える人も、中にはいますが、この住宅を見て、「家は作るもの」という、思いを強くしました。

国立近代美術館では「東山魁夷」展が開催されています。
東山魁夷が、どのような住宅で絵を描いていたのか、思いを馳せた方は、ギャラリーに足を運んでみてはいかがでしょうか。

吉村順三

ギャラリーで、いただいた吉村先生作の版画のグリーティングカードです。
展覧会 | Comments(0) | Trackback(0)
2008/05/09

それぞれの良さ

納まりが良いので柱を残すなど、若干の変更はあるものの、工事は順調に進んでいます。
階段には慣れてきましたが、上がる前には、忘れ物が無いかどうか確認し、下りるときには、何か持って行くものは無いか聞きます。
5階は、空が大きく、爽やかな風が通ります。1階に比べ、広いような感じをうけます。

事務所は、この団地の一階にあります。
窓の外には、良く手入れされた梅、もみじ、桜などが、四季折々、目を楽しませてくれます。この団地では、理事長をはじめ有志の方々が、中低木の剪定など、植栽の管理をしてくださっています。(感謝です。)

桜2

緑色の花が咲く桜です。この間まで咲いていました。控えめな花です。
つれづれに  | Comments(0) | Trackback(0)
2008/05/08

山の恵み

ホームページ作成のための資料集めの最中です。
何をどのようなレイアウトで載せるのか事前の準備をしてからと思っていましたが、とにかく作って後で差し替えるという方向に心が動きつつあります。
写真など見ているとついつい時間が経ってしまいます。

碌山美術館

穂高の碌山美術館です。空と緑と風に、早くも初夏を感じました。
同じ日に、妙高では根雪がありました。宿の主は、これ(根雪)があるから、長い間、山の恩恵を受けられると、話していました。テーブルには採ってきたばかりの、ふきのとう、たらの芽、こごみがありました。
つれづれに  | Comments(0) | Trackback(0)
2008/05/07

心残り 一期一会

今日から解体工事が始まります。
築35年の公団分譲住宅のリフォーム工事です。部屋は5階建ての5階なので、若い人(5階まで颯爽と駆け上がれる人?)対象の賃貸住宅になります。
朝、工務店担当者と再度内容を確認。

連休も明けたのですが、諏訪から高遠へ向かう途中の繊細な枝垂れ桜の美しさが忘れられません。急いでいたため、写真をとるこができず心残りです。
一期一会・・・

さくら

事務所のそばの霞川のさくらです。(4月のはじめ)

つれづれに  | Comments(0) | Trackback(0)
2008/05/06

仁科神明宮

仕事のついでに、少し足を伸ばし、穂高の先の仁科神明宮へ行ってきました。
変哲の無い集落を抜けた先にあります。
清水で手を清め社殿に進むと、それまでとは一転「場」が変わり、呼吸する息までも、冷水で洗い清められたような気がしました。

仁科神明宮


仁科神明宮は、日本最古の神明造りであり、本殿と中門、それをつなぐ屋根(釣屋)が国宝です。
直線的な構成で、檜皮葺の屋根、本殿と中門のプロポーション等々、美しく、時間を忘れてしまいます。
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2008/05/05

記憶に残したいもの

机の上のカタログの上に置かれたCONRAN SHOPのイングリッシュガーデン展の案内。
カタログの裏表紙のグレーがグリーンを引き立て、なんて美しいのだろうと思いました。

日々の中で、記憶に残したいものを書き綴ります。

色MF_edited-1

  グリーン D37-60T(日塗工)
  白 DN-93(日塗工)
  文字グレー DN-40(日塗工)
  ベースグレー DN-55( 日塗工)   手元にある色見本帖で
  

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