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2010/03/31

『素』の力強さ

信楽から足を延ばして、奈良斑鳩町の法隆寺へ。
西岡棟梁の本を読み、再度行きたいと思っていたのですが、やっと叶いました。

『素』の力強さとでも言いたいような、『飾りの無い(無いわけではないのですが)力強さ』を感じました。
こんなにも、力強い建物だったのかという印象です。

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『くすのき』だと思います。法隆寺で撮影しました。
法隆寺に感じたような力強さを感じました。
クリックすると、少しだけ大きくなります。大きい方が生き生きとした様子が伝わってきます。

新名神高速道路ができて、信楽が大変便利になりました。京都・奈良・大阪・名古屋・・・なんて近いのでしょう!



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2010/03/30

季節はずれの雪

3月30日付けの新聞で、29日夕方の御殿場での積雪が局所的なものと知りました。

東名高速道路で桜の咲く浜松を通り、東京方面へ向かっていました。富士川SAの手前から雲行きが怪しくなり、みぞれから大きなぼたん雪に変わりました。東名下りを見ると、屋根に雪が10cm以上載っている車も少なくありません。
29日は村野先生が設計した箱根プリンスに宿泊の予定でした。車を御殿場においてタクシーで向かうつもりで、御殿場からホテルに連絡すると、雪が降り積もり道がどこかわからない状況のようでした。残念ながら、どうにもならずキャンセルさせていただきました。

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季節はずれの雪に驚くと共に、高地の天候の変わりやすさに自然の脅威を感じました。
夏のタイヤなので、ヒヤヒヤで下りてきました。
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2010/03/26

思いがけない作品を静かな環境でゆっくり見れる

目黒区立美術館は、機会があれば立ち寄る美術館です。
目黒区だけでなく、区立美術館・地方の主要美術館は、思いがけない作品を静かな環境でゆっくり見ることができる場合があり、結構好きです。

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街を歩いていて気がつきました。わかりますか?写真の左上。
このプロポーション!ミッキーマウスです。石張りの擁壁に、ポツッと。
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2010/03/25

水が溜まっていてOKなのです

少し暖かくなったので、久しぶりに事務所の浴室を使いました。

そこで気になったのは、封水のこと。しばらく水を流していませんでした。排水管を見ると、水が溜まっている部分があります。封水、もしくはトラップと言われる部分です。ここは、水が溜まっていてOKなのです。排水管からの臭気を抑える、排水管からの虫の侵入を防ぐ、そして指輪など流してしまった場合ここにとどまっていることもあります。

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遠山記念館の浴室です。中央のすのこの周辺は、六角形のタイルが、目地無しで貼られています。タイルを目地無しで貼るというのは、当たり前のように思われるかもしれませんが、実は高度な技なのです。タイルは一枚一枚焼かれるので、よく見るとねじれ・ゆがみがあり均一では無いのです。目地は、それを調節する『逃げ』なのですが、ここではほとんどありません。

建築はほとんどの場合、一点ものであり、部材と部材が接する場合『逃げ』をどのようにとるのかが、デザインになることもあります。

     もう少し
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2010/03/24

物と物とがぶつかるところ

例年見事な目黒川の桜も、あとほんの少しの暖かさ(説によると、日照時間も関係あるらしい)で咲きそうな頃、池原事務所で一緒に仕事をした仲間から、オープンハウスの案内をいただき出かけました。

物と物とがぶつかるところ、丁寧に考えられて入ることが伝わってきます。
大きな三角の窓。それはデザインのためにデザインではなく、人と空間への思いやり。
とっても良い気持ちで帰ってきました。

ガンバルぞ!

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空間のアクセントになっている階段。デザインされた無垢の家具。左官職人による壁。

最近ではデザインのために、巾木(壁の床に接する部分に着く部材)の無い家も見かけますが、掃除機を使う家庭がほとんどの今、特に左官職人による壁の場合、巾木の有無で随分痛み具合が違ってきます。
建物を長く使うためには、こんな心配りも大切だと思っています。
もし、ご自宅に巾木が無い場合、掃除機を壁にぶつけないよう、雑巾でこすらないよう、丁寧に扱ってください。


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2010/03/23

近くに久しく会っていない友人の家そばを通って

前回のブログから少し空いてしまいました。
前回の、あの意味不明の写真。ブログ、書くぞ!』とおもいっきり手を伸ばしているけれど、指先しか引っかかりませんでした。
確定申告を終え、残っていた仕事=確定申告の書類作りに比べなんと楽しい、でも日程的に過酷な仕事の最中でした。

やっと、通常(帰宅できる。)に戻りました。

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アクアライン海ほたるからです。(これも、ジェリービーンズ写真ですが。)

多摩川に沿って川崎に向かいました。アクアラインを利用し、千葉へ行くためです。
府中街道で行くつもりだったのですが、ふと思いつきこの道を。土手に沿った気持ちの良い道です。近くに久しく会っていない友人の家があると思いながら、土手を行き交う人を見ながらの工程です。平日だったのに、土手を走っている人の多いことに驚きました。本当に気持ち良さそうに走っていました。

ふと思ったこの道(の、せいではないと思いますが)、約束の時間に遅れてしまいました。すみませんでした。


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2010/03/18

3月17日

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2010/03/17

『大きさがいろいろで、位置もばらばら』、感性で決める

事務所に閉じこもっている間に、巷ではもう春になっていました。
梅・桜・白木蓮・木瓜・水仙・ムスカリ・・・その他いろいろ。

クライアントさんに、先日の雪で大木が倒れ大変でしたというお話を伺い、訪ねてみました。
大きな樫(?)の木の根元が崩れ、建物にあと1mと言う場所に倒れていました。工事中、隣地の方に了承を得て、本当に危なそうな木を伐採していたことに、ほっとする一方で、これからも注意して観察しなければと思ったできごとでした。

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クライアントさんは、家族総出で壁を塗装し(奥様は大変だったようです。)、箱型の棚を作って壁に取り付け、作品を並べておられました。さまざまな木の色が白い壁で引き立っています。箱型の棚は、大きさがいろいろで、付いている位置もばらばらですが、全体の感じがいいなあと思いました。本当にアットホームで、クライアントさんの素敵な人柄が感じられます。

クライアントさんがなさった、『大きさがいろいろで、位置もばらばら』、感性で決める・・・池原事務所で教わったことそのままです。



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2010/03/15

思い出に残る建物だったと自慢していた卒業生がいたと聞きました

池原事務所で一緒に仕事をした仲間が集まり、久しぶりに楽しいひとときを過ごしました。
一緒に仕事をしたからでしょうか、『良い建物』のイメージを共有できているという充実感がありました。

近々、池原先生が設計された千葉県の白浜中学校が壊されます。昨年の初夏、『年月と共に周辺の植物も育ち、建物と周りの環境が一体になった。』と感じた建物です。
壊して新しい建物になるのが本当に良いことなのか疑問を持っています。思い出に残る建物だったと自慢していた卒業生がいたと聞きました。
本当に残念ですが、近々行われる見学会ではゆっくり空間に浸りたいと思っています。

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飲み会バージョンの事務所の玄関の照明です。間仕切を兼ねた下足入れとクローゼットの上下に照明を組み込みました。それぞれ独立して点灯することができます。
迎える時は、このように点灯します。会話が弾んでいる途中は、下だけにします。楽しいひとときのあと、皆さんが帰るときは、ここでは点灯していない明るい天井のシーリングライトにしてみました。
壁と天井の間にある廻り縁を無くしたことで、天井があいまいになり高く感じます。
最近では、クローゼットの上が作った模型置き場になってしまいましたが、それはそれで。

日中仕事をしている時に来客を迎えるときには、仕事のモードとして天井のシーリングライトをつけることになります。ドアをガラス入りの框戸にし、クローゼットの下のガラリからも光が入るのですが、もう少し照明が欲しくなります。(仕事の時は、明るいほうがテキパキしているように感じます。)
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2010/03/14

新鮮な『うど』、酢味噌でいただきました。

年に一度の確定申告では、書類を作りながらこれまでの一年に思いを馳せます。地方へ行くことも多いので『お土産』の多いこと!
仕事をさせていただいたクライアントさんへのお土産が多いかもしれません。打合せを重ねるうちに、どんなものが好きなのか伝わってきます。喜んでくれる顔を想像しながら、つい買ってしまいます。

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いただくことも多いかもしれません。
♂が料理をします。事務所のミニミニなキッチンですが、ここからいろいろな料理が登場します。
たまにリビングの側から♀が、焦げ付かないよう、なべをかき混ぜたりします。

今日も、新鮮な『うど』をいただきました。春の香りがします。定番ですが、酢味噌でいただきました。

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2010/03/11

い~ぬはよろこび にわ かけめぐり

昨日の雪景色とはうって変わって、今日は春。
事務所の前の梅もだいぶ散り、芝の上の花びらが華やかです。

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♀の田舎では、この時期、東の風が吹いて雪がどっとふることがありますが、昨日の雪はこれまでの中でも最も積もったようです。気象庁がデータを作り始めて49年、最も多かったようです。
77才の父も、「今までに見たことは無いくらい。」と話していました。(この時期、ということだと思いますが・・・。)
ゴロは、小屋の中で小さくなっていたようで「救助した。」と話していました。時折情けない顔をするのですが、そんな顔だったのでしょう。
『い~ぬ(犬)はよろこび にわ かけめぐり』と歌にありますが。

雪のようすが気になりますが、まもなく友人のブログで生の声を聞くことができるのではと思っています。
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2010/03/10

担当者もつらいと思います

昨日から、雪。
深夜に、二度三度外に出てみると、みぞれに変わっていて、突き刺さるような音がしています。

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市の介護保険の担当者から電話をいただき、現状の写真と図面を持って説明に行ってきました。
予定している改修が介護保険では難しい話を再度伺い、一方で、現状を教えてくださいと言う声に、少しの明るさを感じています。

介護保険以前は、市役所・区役所で独自の基準で介護改修ができるところもありました。(今でもあるかもしれません。)今は、市の担当者も条文を繰り返すしかないようです。担当者もつらいのでは無いでしょうか。


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2010/03/05

今日は、恐ろしく悲しい日。工事をする費用の無い人は、保険を利用できない

介護保険による住宅改修。何件か仕事をさせていただき喜んでいただきましたが、このたびはこの保険について考えさせられました。

『工事をする費用の無い人は、保険を利用できない。』ということです。こういうことは、世に少なくないとは思っていたのですが、『介護保険』ということで特に身につまされました。

自分が高齢になった時に、世が今のような状況であれば、ある程度の貯金が無ければ『とても困る』ことがわかりました。自分が、たとえばそばにトイレがあれば一人で行けるのに、トイレが遠いためポータブルトイレということになったら・・・。人の手を煩わせ、肩身の狭い、そして恥ずかしい思い(そう思ってはいけないのかもしれないとも思うのですが。)をしながら生きてゆくと考えたら、これは結構つらいことです。意識よ無くなれ!意識が無いほうが幸せ、と思ってしまいそうです。

最近では、貯金として財産を持っているのが年齢の高い方なので、(経済の活性化のために)お金を使っていただく、そのために贈与できる金額の限度額を上げる・・・など聞きますが、それは持てる者の話。
資産の無い人は、いざとなった時のために僅かな貯金を死守するしかないのでしょうか。

贅沢はしなくても、人間の尊厳を保ちながら安心した老後を過ごすことができるなら、僅かではあるけれど、全部貯金を吐き出して、経済に貢献するのに・・・。

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花は咲いて、咲き終わったら枯れる。シンプルな生き方ですね。
人間に比べると。涙が出てきそうです。
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2010/03/03

そろそろ終わりと言うとき

帰りの遅いご主人のために照明をということで、下足入れを浮かせて下に照明を組み込んだことがあります。ほんの少し明るくなるくらいです。今だったらLED照明を埋め込んだことでしょう。
それまでは、帰って扉を開けても真っ暗で、それが当たり前だと思っておられたようです。ほんの小さなあかりですが、大変喜んでいただきました。

照明によって、暮らしを楽しんでみてはいかがですか?小さなパーティでは、天井の照明を落とし(調光できるといいですね。)、雰囲気を楽しんでみてはどうでしょうか。そして、そろそろ終わりと言うときには、劇場のように徐々に明るくします。

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私たちも来客をお招きすることが少なくありません。お酒の会が、ほとんどですが。
そろそろ終わりの時のために、一口で食べることができるような小さなお菓子を準備します。

これは、鶴見の総持寺の売店にありました。『紫雲』という名前です。総持寺の紋の『桐』の型で作った落雁です。ほろっとした落雁の中に餡が入っていて、甘すぎず大変美味しいお菓子です。
どこで作っているのか見たら金沢の諸江屋さんです。落雁が美味しいお店のようです。
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2010/03/02

気持ちの良い屋根を設計する

住宅のコンペで、テーマを「ヒカリノナカデ カゼノオトガキコエル」として計画しました。
2階に34帖の透明感のあるLDKを持つ住宅です。

ふと思いついて、水彩絵の具で、風を。
海が広がり、山に囲まれた地に風が通り抜けるイメージが表現できたと悦に入っています。こういうことも、コンペの楽しみです。

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私たちの事務所にとって『気持ちの良い屋根を設計する』、これも大事なテーマの一つです。

   もう少し


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2010/03/01

団地サイズのような小さな畳をこの世に出したのでしょうか

少し前になりますが、2月14日、遠山記念館で驚いたことがありました。内玄関の正面、囲炉裏のある部屋です。ここに住まわれておられた方が、日常に使っていた部屋です。

畳が・・・。
『現代美術』とのことです。ぎょっとしたと言うことは、『非日常的な空間が出現』ということかもしれませんが、ぎょっとしただけです。
お茶室で、こんなことをしたら・・・招かれた人はどこに座るのかしら・・・とも考えましたが。

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かつては、引越しの際、畳を荷物の中に入れたようです。引越し先で使うためです。
最近では、そうもいきません。動かす場合、もとの場所がわかるように印をつけないと、もう入りません。畳が一枚一枚違っています。
部屋の大きさを『何畳』と言う言い方をすることが多いのですが、話している相手がどのような大きさを基準に考えているのか見当をつけることが必要な場合があります。

いわゆる団地サイズ(約85cm×170cm)6畳と、最も大きい京間(約95.5cm×191cm)6畳では、2.2㎡違います。
2.2㎡とは、1m×2.2mなので、畳一枚以上の差があるということです。
日本人は(地方によって若干違いますが)畳を大きさを広さの基準として考えてきました。
なぜ、団地サイズのような小さな畳をこの世に出したのでしょうか?
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