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2010/08/28

暑い季節に『夜の美術館』。魅力的だと思いませんか?

連日の暑い日に、うちで一番かわいそうなのが、トマト。
今年は大活躍のエアコンの、室外機の熱風が当たる場所です。ごめんなさいと思いつつ、黄色く(黄色いミニトマトです。)熟した実をいただいています。
かなり過酷な環境ですが、頑張ってくれています。

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群馬県の館林は、埼玉県の熊谷、千葉県の茂原とともに、今日も37度を超えたと報じられていました。今年の夏は蒸し暑いような気がしています。もう少し、からっとした暑さなら、風が通る木陰は気持ちが良いのですが・・・。

写真は群馬県立館林美術館です。建物とともに、河川のそばの立地を生かしたランドスケープが魅力的な美術館です。設計は高橋靗一氏です。
行ったときには、当初建物と緑地の間の張られていた水が枯れていました。残念でした。もし、水があれば、照明の光が映り込み、美術館の夜も美しいに違いありません。
暑い季節に『夜の美術館』。魅力的だと思いませんか?
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2010/08/25

『この空間を体験してみたい』 コンペ考

金沢21世紀美術館を設計した妹島和世さんは、西沢立衛氏とともに、建築の分野のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞しました。

その、妹島さんが提案した千葉県の大多喜町の庁舎の設計コンペ案を見て、妹島和世さんが設計する空間は気持ちが良いかもしれないと思いました。感性に訴えるような表現をした提案図面に、『この空間を体験してみたい!』と強く思いました。
コンペで選ばれるためには、『この空間を体験したい!』と思わせるような表現の方法を研究することも大事かもしれません。

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この群馬県藤岡市鬼石の『鬼石多目的ホール』も、妹島さんの設計によります。
コンペで実現した作品で、リボンがスッと延びているようにしか見えません。ガラスが山並みを映しこみ、『何も無い』ように見えます。
見学した日は、外気温は35度を超えていました。実際、とても暑いのですが、涼しそうに見えます。

体育館と文化ホールは地下1階レベルです。
暑い空気は上に上昇し1階の開かれた扉から抜けることと、屋根による日陰があることで外気よりは涼しいようです。地下1階は地上階に比べ少ししのぎやすく感じました。
冬は日差しが入ると暖かいとのことでした。

     もう少し

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2010/08/24

もう一つの場所-野又穫のランドスケープ

朝日新聞の文化欄に掲載された写真が気になり、高崎の群馬県立近代美術館へ出かけました。
前日の茅野と2日続けて美術館めぐりです。

高速道路のETC割引により、地方とのコスト的距離が縮まったことで、フットワークが軽くなりました。思い立ったら、すぐ出かけることができます。(土曜日、日曜日限定というのがどうも・・・という点ですが。危ない運転をする人が、平日に比べて多いような気がします。)

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磯崎新氏が設計した群馬県立近代美術館では、『もう一つの場所-野又穫のランドスケープ』展が開催されています。絵の中に人はいません。風景の中に、野又氏の『建物』あります。心象風景でしょうか。細部にわたり建築的に描きこまれており、なんともいえない『空気と時間』を感じます。

新聞の記事には、「射程の長い空想力に基づくのに、建築史家の藤森照信さんがお墨付きを与える、建築構造と細部へのセンスも備えている。」とあります。
藤森先生が興味を持つであろうことが伝わってきます。前日に、茅野市美術館で見た、藤森先生の『空飛ぶ泥舟』に、野又氏の大きな気球が取り付けられ、飛んで行かないよう地面とワイヤーで繋がっている。そのような、コラボレーションを想像しました。
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2010/08/23

先ず迎えてくれたのは『空飛ぶ泥舟』

秋野不矩美術館・神長官守矢資料館などを見、藤森先生が設計する建築に興味を持っていたので、茅野市美術館で『藤森照信展 諏訪の記憶とフジモリ建築』が開催されていることを知り向かいました。

先ず迎えてくれたのは『空飛ぶ泥舟』。4本のワイヤーで吊っています。外観は、「宮崎駿のアニメの登場しそう!」が感想でした。手で折った銅版、土壁・・・は、先生の建物の魅力の一つです。時間を区切って、室内に入ることができるようでした。中は、どんな様子だったのでしょうか。スケール感は?材料は?残念ながら入ることは出来ませんでした。

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先生のスケッチや、建築に使ったそのままの材料の展示、切った『木』から削りだした模型などを見て、手で触れたとき、見たとき等の『五感で感じること』を大切にしているように感じました。
他に、諏訪の路上観察の写真がとても楽しく、帰ったらカメラを持って街を歩いてみよう!と決めました。
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2010/08/20

『イケル!』という感覚

リフォーム後の写真を撮らせていただきました。
白い壁紙だった部屋に、腰壁をつけ、新しく作った収納の扉には竹久夢二のグラフィックをもとにしたデザインの壁紙を使っています。壁は、薄いグリーンの珪藻土です。

数ある壁紙のサンプルのなかで夢二のデザインに惹かれ、『扉に張るもの』として、これ一枚だけを提案しました。(通常はクライアントさんの顔を思い浮かべながら、これだったらと思うものを2~3枚お持ちちするのですが。)OKをいただいた時には、『これでイケル!』と感じました。

この『イケル!』という感覚はとても大事なもので、クライアントさんと近い位置に、若しくは同じ位置にいるという自信です。そう思えることで、やっと空間を組み立てることができます。

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かわいらしい女性の部屋になりました。ベッドカバーは、「写真を撮らせてください。」と御願いしたところ、急遽作って下さったとのことです。心遣いがうれしく、せめてそのままの写真が撮れていれば・・・と思ったのですが、どうも色が上手く出ません。
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2010/08/19

トップライト考

今年は暑いというよりは、蒸し暑い夏。青森はもう少ししのぎ易いかと思いきや、それはそれで暑く、寝苦しい夜でした。
それというのもトップライト。さんさんと光が入り明るい室内というイメージで、それはそれで大変よろしいのですが、設置の際には良く考える必要がありそうです。
いくらペアガラスにしても、太陽の熱射はさえぎることはできません。トップライトの面積に比べて、小さな気積の部屋では、換気が温度の上昇に追いつきません。

トップライトを設置する場合には、東北であっても熱線反射ガラスにし、さらに、ガラス面に対して十分な広さ・高さを持つ空間にする必要があると考えた夏です。

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秋の雲と教わった『羊雲』。時折見かけるのですが、まだまだ暑さが続きそうです。ツクツクボーシも、今年は遅いような気がしています。
つれづれに  | Comments(0) | Trackback(0)
2010/08/13

水琴窟

川越市立美術館の隣には、瓦屋根の博物館もあります。中庭に出ていた人が、「いい音がするよ。」と『水琴窟』があることを教えてくださいました。

置いてある柄杓で水を一杯。敷いてある石の中に吸い込まれて間もなく、涼しげな音がひっそりとします。落ちた水滴の音が、地中に埋設された瓶によって作られた空洞の中で反響する仕組みです。
手水鉢のそばに作られ、排水の処理を兼ねていたようです。
ひっそりとした音を聞いていると、考え出した先人の心遣いと知恵に感嘆せざるを得ません。

ぜひ、ひっそりとしたその音を体験してください。

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目の端に気になる風景が・・・夕暮れの町並みかと思いました。見上げると、歩道橋の手摺を覆っていた塩ビ(?)が割れてそう見えたようです。シルエットになると、ちょっと面白い!

      明日から、18日までブログはお休みいたします。
つれづれに  | Comments(0) | Trackback(0)
2010/08/12

念願がかなっての『竹久夢二展』

川越の住宅検査センターへ書類を出したついでに、『竹久夢二』の展覧会が催されている川越市美術館へ立ち寄りました。
少し前に和室の襖として、夢二の作品からデザインを起こした壁紙を提案しました。クライアントさんも大変気に入ってくださり、和室のアクセントになっています。以来、夢二の作品をじっくり見てみたいと思っていたので、念願がかなっての展覧会です。

絵もはんなりとして素敵ですが、『夢二』のデザインに、より惹かれました。
かつて港屋で販売されていた少し小さめで細長い封筒は、夢二の作品がとても良く似合うプロポーションです。こんな封筒をお店で見かけたら欲しくなってしまいます。
テキスタイルデザインの研修に参加している友人を誘いたいと思うような展覧会でした。

8月の22日まで開催されています。

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今日はこんな空でした。暗い雲があるからこそ、一段と美しく見えるんですね。
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2010/08/10

昨日に引き続き、今日も虫です

昨日の蝉に引き続き、今日も『虫』の話になるとは・・・。蒸し暑い日は、虫が室内に入ってくることが多いような気がします。今日は『ムカデ!』です。
洗濯したものを入れようとベランダに出ようとした時、サッシのレールに沿ってなにやら黒いものが・・・。手のひらの親指から小指まで、おおよそ15cm。一時は書棚の後ろに入り込み、しばらく一緒に暮らすのかと、呆然としました。台所用洗剤が効いたのか、ゴキジェットが効いたのか、一騒動ののち、割り箸で外へ。

『ムカデ』調べると、暗くて湿っていて食用となる虫がいるところに出没するとのこと。寄せ付けないために、建物の周辺に毒性のある薬剤をまく方法もあるようですが、やはり『毒』は嫌ですね。ヒノキから抽出した成分の薬剤もあるようですが・・・。
また、ムカデは毘沙門天の使いとも言われているようです。インターネットには、さまざまなムカデ情報がありました。

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植物の『つる』は不思議です。つかまる先が見えているかのように、先へ延びています。
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2010/08/10

どんな様子でたどり着いたのか気になります

夕べの久しぶりの雨で、暑さも少し落ち着いたような気がします。
窓には、蝉の羽音がします。網戸にとまっていました。

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一株だけ咲き遅れたアガパンサスの先に見つけた蝉の抜け殻。
地中に17年暮らし(最近では、もう少し短い期間ともいわれているようですが)、地上での命は一週間だけと聞いたことがあります。
アカンサスの花を揺らしながら、どんな様子でたどり着いたのか気になります。
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2010/08/08

近づいてくる車の危険性を歩行者に知らせる

車は自分の能力と相談しつつ、走行している車の流れにのりながら結構楽しく運転しています。子どもの頃、駆けっこが遅かった♀は『追い越し』なんて無縁のことだと思っていたのですが、流れに乗って『追越』をすることもあります。自分の身体能力とは違った体験です。

運転していて気付いたことですが、前方を見るのは当然ですが、意外と後ろを見ていることです。
後ろから青白いランプを点灯した、ヘッドライトが釣り目の怖い表情の車がグングン近づいてくると、少しドキドキします。
何かの本で、近づいてくる車の危険性を歩行者に知らせるために、以前に比べヘッドライトを大きく吊り上げるなど『怖い』デザインにしていると読んだ記憶があります。誰にでもわかるようなデザイン,ユニバーサルデザインの一つとも言えそうです。

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関越道横川SAからの妙義山です。
運転している時に、切り取りたい一瞬の風景に出会うことがあります。それは、刻々と変わる空・雲等、残念ながら自分の目に焼き付けさせる以外に手が無いのが残念です。


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2010/08/06

深く感銘を受け美術館を後にすることができました

善光寺のそばの長野県信濃美術館で開催されている『原田泰治の世界』展。
少し時間があったので、何かやっているだろうという軽い気持ちで入ったのですが、深く感銘を受け美術館を後にすることができました。

原田泰治氏の作品は、印刷されたものをよく見かけます。わかったつもりで見始めたのですが、細い筆で書き込まれた細部、瑞々しい色・・・『本物』は印刷されたものとは全く違っていました。
本当に良い機会を得ました。

8月22日まで開催されています。

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『原田泰治の世界』展が開催されている長野県信濃美術館は、日建設計の林昌二氏の設計です。残念ながら室内からうかがい知ることはできませんでしたが、建物から少し離れてみるとPHシェルという貝殻のような構造の屋根がのっていることに気がつきます。


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2010/08/05

生ごみ処理機 妙に香ばしい匂いがしてくるので

住宅地図を見るために立ち寄った図書館で「生ごみの水切りにご協力を」と言うちいさい紙を見つけました。生ごみの水分が多いと
 ・運搬エネルギーがかかります
 ・焼却炉の温度が下がるのを防ぐために、その分エネルギーがかかります
 ・集積所を汚したり、悪臭の原因になります
とあります。
皆さんもいろいろ工夫されておられるかと思いますが、先日うかがったクライアントさんに、生ごみ処理機を見せていただきました。コンパクトなサイズです。当初室内に置いたようですが、その機械では処理の途中に、妙に香ばしい匂いがしてくるので外に出すことにしたようです。

あまり知られていないようですが、入間市では補助金が出るようです。

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暑い日が続いていますが、住宅地を歩いていてかわいらしいものを見つけました。
かぼちゃ?でしょうか。
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2010/08/04

『便所』と書きたい場合があります

学生時代にアルバイトした設計事務所で、室名に『トイレ』と書いたら、「トイレと言う単語は無い。何語だ!」と叱られたことがあります。世間では一般的に使われているのですが、確かに略された外来語。そこで、『便所』と書きました。

今は、図面に『便所』とは書くことが少なくなりました。『WC』、『レストルーム』、『パウダールーム』などその空間の雰囲気で使い分けていました。
しかし、『便所』と書きたい場合があることがわかりました。現在設計中の住宅です。WCとかレストルームだと、どうも軽すぎて似合わないような気がしています。しっとりとした清潔な『便所』にしたいと考えています。

   ちなみに、WCは『ウォータークローゼット』の略です。

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リフォームした賃貸用マンションのトイレです。
ブルーと白のストライプの壁紙が気に入っています。建材店で安く買い求めた外国製のクロスでした。シンプルで美しく、出会ったときには、カウンターの色も便器の色も思い描くことが出来ました。








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2010/08/03

珪藻土、その後

以前賃貸住宅用にリフォームしたマンションの、入居者の入れ替えにともない、内装工事の合い間に写真を撮りました。
左が廊下との間仕切を兼ねた収納です。室内への扉も組み込まれています。
キッチンは、小さなL字型でコンパクトですが機能的にまとめました。正面の壁には、冷蔵庫と電子レンジ等の電化製品を置くことを想定しコンセントの数を多めにしています。
3DKをワンルームにした事務所が使いやすかったので、事務所を参考にした、いわゆる1LDKのプランです。

幸い次の方がすぐ決まったので、経年変化によって汚れた部分などの改修を急いでいます。

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珪藻土は、湿度を調節しカビが生えにくいとされていますが(実際に事務所でも珪藻土の部分に、目だったカビの発生はありません。)、ここでは玄関に見られました。

暮らし方にもよるかとも思いますが、事務所にはある「通気のための居室と水廻りの間のガラリ」が無く、空気が動きにくかったことも一因かも知れません。

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