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2011/05/30

節電のこと こんなこと

こんなこと
駅への坂道を登っていたら、下ってきた高齢のご婦人が近づいてきて「この家は、いつも外灯がついているのよ。」と言い残し下って行かれました。面識のない方です。
節電が求められているこんなときに・・・というお気持ちだったのかも知れません。誰かに話したかったんですね。

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いろいろな節電の方法が報じられているなかで、意外と忘れられていることがあります。エアコンの屋外機です。一方で吹き出し、その反対で吸気しています。周辺に、その機能を邪魔するようなものはありませんか?
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2011/05/28

自分に合わせ工夫した道具を使う

蕎麦打ちの会の後、♂が「すごいんだ!」と、感動して帰ってきました。アマチュア3段の方の蕎麦打ちを見せていただいたようです。初段と2段、2段と3段、技術に歴然とした差があるようです。

私どもで構造を担当していただいている方も、蕎麦打ちのアマチュア3段の資格をお持ちです。
めん棒・こま板等蕎麦打ちの道具を、ご自分で作っておられます。段位認定試験の際には、自分で工夫された道具を使われたと聞きました。
お仕着せの道具を使うことと、自分のために道具を作るということの間には、大きな発想の開きがあります。

建築の現場でも、そのような人を見かけることがあります。やるな!と思います。

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先日、介護老人福祉施設で、蕎麦打ちを見て食べていただくという機会がありました。♂は、いつものように『茹でる』を担当しました。

喜んでくださっていることが直に伝わり嬉しさ倍増です。
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2011/05/27

ニュアンスがあり暖かいような白

TOTOの洗面器、便器をおすすめすることが多いのですが、気に入っていてクライアントさんに薦めることが多かったペールホワイトという色が製造中止になるようです。(もうなったのかもしれません。)ホワイトの白さとも違った、ニュアンスがあり暖かいような白で気に入っていたのですがとても残念です。

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一方で、『色』は照らす光、周辺の色(壁など)に影響されます。
洗面器、便器を単独で見ると次に何を選んだら良いのというくらい残念ですが、私たちの場合、WC・洗面に色を提案することも多く、室内全体を考えることで提案の幅を狭めずにすみそうです。

ただし、クライアントさんが、白い陶器・白い壁をご希望された場合、とっても残念と思うことは確かです。
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2011/05/25

ほうれん草、もう少しと思っていたら穂先が出て、雑草のようになってきました

設計もそうですが、どこかで止めるという判断が必要になります。(これが難しいのですが。)

畑でもそうです。
ほうれん草、もう少しと思っていたら穂先が出て、雑草のようになってきました。これが「トウが立つ」と言うことでしょうか。

「最も良い」ところで止める。これがなかなか難しいのです。ついつい、やりすぎてしまうことがあります。

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畑の友人に戴いた「さくらんぼ」という名の二十日大根です。goodな収穫時期のようです。かわいくて美味しくいただきました。
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2011/05/24

自然エネルギー

北アルプスを水源とする黒部川下流の黒部川扇状地は、散居の典型的な形として挙げられます。
水田の中に、冬の冷たい風を防ぐ屋敷森に囲まれた住居が点在しています。

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夏は、水田を吹き抜ける風が気持ちよいことでしょう。
建物を建てる場合、それぞれの地域の自然エネルギー生かしたいと思います。





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2011/05/21

設計 さまざまな光の色に包まれながら迎える闇

告別式に少し遅れて到着したら、並んだ会葬者の前を通って後ろに案内されたことがあります。
♂♀は絶対そんな設計はしません。

美術館のロビーからトイレの中が見えるような設計もしません。

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透過光で見るステンドグラスの美しさにはため息が出ます。そして、床をなめるように落ちる色に包まれると、光の中に存在することをより強く感じます。写真は、イタリアの教会だったと思います。

教会の窓にステンドグラスを入れるとしたら・・・。

長い光が差し込む東か西。東からの光、朝の光は、もう少し混じりけのない清々しい光が好いように思います。
♀だったら西側の窓です。さまざまな光の色に包まれながら一日の終わり『闇』を迎える。
人生のようでもあり・・・。
そんなことを考えながら設計します。

入間市の武蔵豊岡教会のステンドグラスも西の窓。設計したヴォーリズさんもそんなことを考えたのかなと勝手に推測しています。

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2011/05/19

いろいろお話を伺った上で、たった一つのヒントから

リビングに飾られたクライアントさんのお嬢様のお土産からのこともありました。クライアントさんが気に入っているという絵、また、クライアントさんがお召しの着物だったこともあります。
いろいろお話を伺った上で、たった一つのヒントから、内装を提案させていただくことがあります。
この手がかりを見つけることを大切に考ええいます。

訪ねてくださるクライアントさんは、どこかアクセントに個性的なもの(照明・クロス・塗装など)を使いたいとおっしゃる方が多く、大変ですが嬉しい作業です。

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アンティークショップで見つけたアメリカ製のアイロン台です。
細い足と、それを引っ張っている金属の細い帯が魅力で、これを見るためにお店に通いました。置く場所が思いいたらなかったので見るだけでしたが、お店に無くなった時は、どんな人がどんな場所に置いているのか思いを馳せました。
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2011/05/17

住宅地の庭先で

建築にかかわることで、植物についてもだいぶ知るようになりました。
建物の回りに植えられる植栽にも流行りすたりがあるようです。
♂♀が住まう団地には「オオムラサキ」の植え込みがあります。団地が建てられた頃、流行っていた植え込みです。
建物の庭先でアベリア、サンゴジュなどの植え込みを見かけると植えられたのは「あの頃」、建物も「その頃」建てられたのかしらと推測してしまいます。

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何という名前の花でしょうか?
初めて見かける花です。住宅地の庭先で
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2011/05/17

丸窓の向こうの物語を垣間見ているような気持ちになります

今日は少し大きな写真です。
連休に訪ねた山本理顕氏が設計した横須賀美術館は、ファインダーを覗くのがうれしくなるような美術館でした。

青い空の下、真っ白い躯体は美しく、どこを切り取っても絵になります。

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美術館では、展示と展示の間に、ふっと目が休まる場所があると疲れが少ないような気がします。

ここでは、たいへ魅力的な窓を見つけました。白い躯体に開けられた丸い窓の向こうはレストランで、さらに海が見えます。ウェイターが足早に通り過ぎたり、ゆっくりと語らいながら食事を楽しむ人、丸窓の向こうの物語を垣間見ているような気持ちになります。
展示作品の一つのような丸窓です。

   横須賀での休日を もう少し 


  
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2011/05/13

田窪恭治展 終わってしまった展覧会についての記事で申し訳ないのですが

終わってしまった展覧会についての記事で申し訳ないのですが、この連休、東京都現代美術館で開催されていた田窪恭治展へ行くことができました。
展覧会では、林檎の礼拝堂で用いた技法での作品があったのですが、本からではわからない繊細さと色の美しさに、『実際に見たもの』の迫力とでもいえるような説得力(?)を感じました。

田窪恭治展の様子がわかります → 現代美術館のホームページ

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展覧会会場では、実際に四国の金比羅宮に置かれる襖絵の製作の現場を見ることができました。手のあと、筆のあとが残る、椿です。金比羅宮では、円山応挙、伊藤若冲のそれぞれの襖絵がある書院に挟まれた、白書院の襖に張られるようです。

好きな美術館というのがあるような気がします。見たいと思う作品展が多いとか。現代美術館もそうですが、♀の場合目黒区美術館もそうです。現在『包む―日本の伝統パッケージ展』が開催されています。22日までなので、見逃さないようにしたいと思います。
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2011/05/12

街の中が美術館

街の中が美術館

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東京都現代美術館の最寄駅、地下鉄大江戸線の清澄白河駅のホームの壁です。一面金属の板のレリーフです。
型を抜いた後の金属板を貼り付けたコーナー、ビスで絵を描いているコーナー、なにやら迫力のあるコーナーなどいろいろですが、素材はすべて金属。数人の協働作品ではと思いましたが印象的でした。




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2011/05/10

空間と呼びたい場を持つ住宅

GWの一日、厚木でオープンハウスがあり見せていただきました。
スタイリッシュなデザインをする方と思っていたのですが、スタイリッシュさの中に家族を見守る暖かさを感じる住宅でした。
玄関の扉を開けると・・・まだ外。それが中庭につながり、小さいので宇賀中庭を中心に家族のつながりを感じることができるような住宅。
建築事務所ならではです。間取りだけではなく、空間と呼びたい場を持つ住宅でした。
同じ仕事をするものとして、うれしくなるような住宅でした。

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素敵なお住まいの写真を・・・と思いましたが、素敵さを伝えられる写真が無いのです。
もう少し、広角のレンズがあれば・・・。ほんの少しの広角でいいのですが。
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2011/05/10

建築家ヴォーリズと武蔵豊岡教会

充実したGWをすごされたことと思います。

5月8日、入間市の黒須公民館で開催された山形先生、内田先生による『建築家ヴォーリズと武蔵豊岡教会』の講演会も想定以上の来場者を迎えることができました。小さな会場からはみ出しながらも熱心に聞き入っておられた方が多かったのが印象的でした。

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講演のあと教会の見学会がありました。

     武蔵豊岡教会 もう少し
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2011/05/02

講演&対談 「建築家ヴォーリスと武蔵豊岡教会」

事務所のそばには、建築家ヴォーリス(これまでもブログで何度かご紹介させていただきました。)が設計し、1923年(大正12年)に建てられた武蔵豊岡教会があります。
来る5月8日には、教会のそばの黒須公民館で、ヴォーリスの研究家の大阪芸大の山形先生の講演、つづいて神奈川大学の内田先生との対談が「入間市の文化遺産をいかす会」によって企画されています。
その後、希望者は教会を見学することができるようです。

詳細は入間市の文化遺産をいかす会のブログをご覧ください。
    入間市の文化遺産をいかす会
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国道16号線の拡幅工事にともない、道路予定地に建つ建物が解体され、教会がよく見えるようになりました。

入間市の市民でも、塔があることは知っていても、この佇まいを見たことが無い人が多いようです。教会は、16号線を挟んで反対側の西洋館とともに、入間市の文化遺産とも言えるのではないでしょうか。
この企画は、入間市にこのような建物があるということを知ってもらう良い機会になることでしょう。
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