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2011/10/28

今の建築には感じられない『勢い』を感じました

都内での打ち合わせのついでに、六本木の森美術館で開催されている『メタボリズムの未来都市展』に足を延ばしました
高度成長の時期と重なる頃で、丹下健三氏をはじめ、そうそうたる建築家によって『これからの都市』の提案がなされ、今の建築には感じられない『勢い』を感じました。

今、再び新鮮でした。

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森美術館は六本木ヒルズの上階にあり、展覧会の後は東京の街が一望できます。広いなあと思うとともに、冨士が見えると写真を撮ってみようという気になります。
街は、もっとキラキラして美しいのですが・・・。
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2011/10/27

考え方は建築と一緒ですね

車のエンジンがかかりにくくなるのが2回目だったので、調べてもらうことにしました。急な依頼だったため代車が無く、これから数日車の無い生活になります。

(走行距離21万キロを超える車なので)今後の、乗換えの予定を聞かれました。メンテナンスをするのに、どの程度にするのかの参考にするようです。

考え方は建築と一緒ですね。

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販売店から最寄の駅までの散歩の途中、ススキを見つけました。夜の明かりのなかで、ひときわ輝いていました。
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2011/10/26

100年もつ建物のリアリティ

『100年もつ建物』30代の設計者に聞いたらリアリティがないと言う。短い時間で壊される建物にリアリティを感じると話していました。そう思うのも納得できるような状況です。

東京駅など、知名度がありある程度の年代の建物は保存運動がおこり保存が決まったものもありますが、村野藤吾先生の建物など、近代の貴重な建物が知らないうちに取り壊されています。とても残念なことだと思います。

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建物を壊す重機の大きさは、住宅の敷地には似合わないような気がします。暮らしてきた建物への感謝(?)が感じられず、寂しくなります。仕方が無いとは思いますが・・・。

新しくつくられる建物が、壊された建物より魅力的な建物でありますように!
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2011/10/24

散歩の途中でふらりと立ち寄れるようなギャラリーがあったら嬉しいのに

埼玉県飯能市の『わたなべ画廊』で、尾崎帆奈さんの作品展が開催されています。

『真っ白いカフェ、外の木がゆらゆらと映るガラスブロックの開口から光が差し込み、天井は高く、スチールの階段があってもいいかな、もちろん手摺は黒のスチール』、そんな空間に、フクシャの花のようなピンクの大きな花の帆奈さんの絵があったら素敵だろうなと思いながら帰ってきました。

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近くにギャラリーがあったら嬉しいのに。散歩の途中でふらりと立ち寄れるような。一挙に、生活が豊かになりそうです。


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2011/10/21

庭に木を植える

庭木を植える場合、栄養が豊かな黒土を入れるものとばかり思っていました。

今日、お話を伺った植木屋さん(?)によると、全く栄養分の無い赤土を入れるようです。
赤土を入れ、根切りした木を植え、根付いたら養分を与えることで本当にその地に根付くのだそうです。

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京都の美しい庭先では、どんな植物をどのように植えているのか観察します。『日陰の庭』の造り方の参考になる庭が多いような気がしています。
南の暖かい庭とは違った落ち着いた庭になることが多いようです。
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2011/10/21

段取りよく仕事をしないと利益が出ませんよ!

どうもパッとしないお天気のこの頃、ウーン、はがれかかった塗装を落とさないで下地の塗装を塗っている。アレッ、ケレン(鉄部の再塗装のために、錆や剥がれかかった塗装を擦り取る仕事。)が、なされていない。後で直すのは、大変だろうと現場事務所に行く。

数日後、アレッ、ケレンが終わっていないのに中塗りが、そして、塗装をしない部分に養生(汚れないようシートで覆う)がなされている。どう見ても塗装する準備。前回、ケレンしてから塗装しますと話していたのだけれど・・・。やはり後でのやり直しは大変だろうと声をかける。「必ずやります。」との回答を得たのだけれど・・・。

最終的には、きちんとやっていただいたのですが、工事会社とは違う、施主側の監理者(設計事務所など)が必要だと思わざるを得ない現場でした。(クライアントさま!クライアントさまの現場ではありません。安心してください。)

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色づき始めた柿の葉。穴もかわいい。
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2011/10/18

赤い八ヶ岳、反対側を見ると美しい夕日でした!

中央高速道路の上り車線で、八ヶ岳が夕日を受けて赤くなっているのがとても美しいことに気付き、写真を撮るためにサービスエリアに入ったのですが、間に合いませんでした。
少しがっかりしていたのですが、反対側を見ると美しい夕日でした!

こんな自然を見ていることができたら、なんて素敵でしょう。(問題は、仕事が手につかなくなるかもしれないことでしょうか。)

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出かけた先で、お蕎麦をいただきました。食べ方に書いてあるように、お塩をつけていただきました。思いがけない美味しさに、お塩を買うことができないかと聞いたところ売り切れでした。
みんな、♂♀と同じような気持ちだったんですね。きっと。
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2011/10/17

今日は、ナポレオン。

夕べの集まりで話されたことに「ちがう。」と思って目覚めました。
結構、眠っていても考えているものです。眠ったのは、3時間くらい?今日は、ナポレオン。

設計の作業中にもよくあります。それが、ぴったり決まり、クライアントさんに喜んでいただけると嬉しいものです。

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解体された家に、美しいトップライトがありました。


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2011/10/13

初めて見るシングルモルトウイスキー「白州25年」!  

山梨県北杜市のサントリー白州蒸留所を訪ねました。
ガイドツアーも勉強になりましたが、もう一つの魅力が試飲できることです。

運転する♀は残念でしたが、♂はその時間を堪能したようです。緑の壜に入ったシングルモルトウイスキー「白州10年」と「白州12年」を呑み比べることができました。「12年」はスモークの香りがするそうです。
また、初めて見る「白州25年」!  
有料でしたがここで無ければ一生飲む事はできなかったでしょう。♂、感激していました。

そのほかにも、工場でしか味わえないウイスキーがあるようですが、それは次の機会に、ぜひ!

   サントリー白州蒸留所

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印象的だったのは、樽が置かれた空間です。静けさと漂う香りに、ゆっくりながれる『時間』を感じました。白州の蒸留所は1973年に開設されたと聞きました。なかに、1973と書かれた樽を見つけました。間もなく40年になるウイスキーが入っているのでしょうか。
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2011/10/13

いろいろ画策中です

頼んでいたサンプルが届き、今のところ溜まる一方です。
壁紙など切り替わると大変です。メーカーの営業の方が来られたら、古いサンプル帳をお返して、新しいものをいただこうと思うのですが、担当者♀が留守にしていると積もるばかりです。今度は、誰にでもわかるように、新しいサンプル帳の棚と、お返しするサンプル帳の棚を別にしようと画策しています。

先日は『足場板』のサンプルが届きました。古材が好い感じですが、程度をそろえるのは難しそうです。

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遅い夏・・・くらいに考えていたのですが、桜の葉も落ち始めていました。
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2011/10/11

空を見上げる、なんと気持ちの良いお祭りなんでしょう!

「宇宙に魅せられた山の民」。なんて素敵なんでしょう!龍勢祭りを調べていて、秩父観光協会の吉田支部のホームぺージで見つけた言葉です。

毎年10月の第2日曜日に、秩父吉田町の椋神社の神事として開催される『龍勢祭り』。竹の筒にきっちりと火薬を詰め打ち上げるロケット、今年、魅力的に語る知人を得てやっと入って参りました。

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秋の空の下、『失敗があるから、成功がひときわ嬉しい』。そんな、緊張感があります。長く延びた導火線(?)から白い煙があがり、上昇します。それとともに空を見上げる、なんと気持ちの良いお祭りなんでしょう!
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2011/10/07

現場では安全が第一です

昨日見せていただいた解体前の住宅で、2階への階段を見つけたと聞きました。大変なお手柄です。

見つけたのは、スカートの友人!
現場にスカート・・・ありえない!と言うのが最初の感想でした。聞くと、突然来ることになったらしい。それでは仕方が無い。はいていたジーパンを貸すからと申し出たのですが、周辺を見るだけにするからと言うので分かれました。
その後の、大発見!

ちなみに、♂♀の監理する現場では、大切なクライアントさんでもアウトです。現場では安全が第一です。わかってもらえないときは「事故があった建物に住みたくないでしょう?」と、少し脅します。

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浴室のタイルです。これも間もなく壊されます。
松葉と、もう一つは何でしょう?
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2011/10/07

壊される建物

入間市の殖産家によって建てられ、皇室の方も見えたという住宅が壊されると知り、見せていただきました。
これまで木々の中に埋もれていたようですが、木々は伐採されてありません。解体のための重機がひときわ大きく感じれられました。

一緒に見せてもらった方が、大変貴重な当初の図面数枚を見つけたと聞きました。
大正13年9月に竣工したようです。

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浴室の天井です。
この天井、どこかで見た記憶があると思ったのですが、この建物の約12年後に竣工した、今は記念館になっている遠山邸の浴室の天井もこのような形だったと思います。
また、天井からのシャワー、縁側の雰囲気・・・遠山記念館を思い出しました。

遠山邸は、渋沢栄一が母のために建てた建物です。

壊される建物、誰によって設計されたのか気になります。
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2011/10/05

壁紙が貼られました

薄い紙壁紙は、下地のでこぼこを拾うことが多く貼りにくいのですが、継ぎ目もわからないほどきれいに貼られていました。ベルギー製の壁紙です。

「頭がハゲちまうよ!」と言いながら貼ってくれた職人さん!ありがとうございました。

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漆喰や珪藻土も良いのですが、壁紙選びも大変ですが楽しい仕事です。
数点選んだ壁紙の中から、クライアントさんが洗面脱衣室の壁に選んでくださいました。
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2011/10/04

美しく収納することでのみ、その魅力を活かすことができます

ガラスの扉の一つの棚に、素敵なティーカップが一客。もう一つの棚には、それに似合った表紙のノートが一冊・・・本当にお気に入りのものが数点。
つい、セットになったものは一緒に置きがちですが、こんな風に飾ると、なんて美しいのでしょう!

ガラスの扉は曲者です。美しく収納することでのみ、その魅力を活かすことができます。

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高知市の五台山にある牧野富太郎記念館で。名札のそばに、『カラスウリ』。思わす「はい。わかりました。」と答えたくなります。
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2011/10/03

黒いヘリは、『普通』が最も合うような気がしています

『和』の空間を見たいときには、近いこともあり埼玉県川島町の遠山記念館を訪ねます。見るたびに、丁寧に考えて作られていることがわかります。

格式のある来客を迎える室では、織り柄の畳のヘリが使われています。『数寄』を意識したと思われる室では、幅の狭い無地の畳のヘリです。写真は幅の狭い畳のヘリです。すっきりしてモダンにも感じます。

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最近の住宅ではヘリのない畳を多く見かけますが、進行中の現場のクライアントさんは、黒のヘリを選ばれました。
黒いヘリは、意識して細くしたりしないで、『普通』が最も合うような気がしています。


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2011/10/01

空間は子供達の気持ちにも影響するものなのですね

池原事務所在籍時に担当の一人として参加した市立北九州大学で、建物が美しくなって、学生の(建物の)使い方が丁寧になったと言う話を、市の方から聞きました。

先日、同じようなことを伺いました。
カントリー調だったソファを、空間に合わせヨーロピアン調に替えたら、子どもたちがソファの上で飛び撥ねることを止めたと言う内容です。

どちらを選ぶかはクライアントさんによりますが、空間は子供達の気持ちにも影響するものと改めて気付かされました。

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朝夕が寒いくらいです。早く起きて畑に出ようかなと思っても、思ったより薄暗くて、冷たい風が吹いていると縮こまってしまいます。そろそろ大根をまかねば・・・。
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