総武線に乗るたびに気になっていた『すみだ北斎美術館』へ立ち寄ることができました。
アルミパネルの箱に深い切れ込みがあるような外観です。
美術館に入るとその切れ込みによる効果がとても気持ち良いことに気が付きます。
その切れ目より公園が見え、街が見え、空が見えます。
展示と展示の合間に気持ちを切り替えることができ、休まります。

壁の薄いグレーも、白一色の美術館に比べ、なんと優しいのでしょう、ゆっくり見ても疲れにくいのが嬉しいです。
設計は妹島和世さんです。
空間の構成は、彼女と西沢立衛氏が設計した金沢21世紀美術館を思わせます。