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2008/10/09

母のための住まい 遠山記念館

旧石川組製糸西洋館を見学してから、遠山邸を見たくなり、出かけました。車で1時間くらい、見学の時間も含めて往復で3時間、時間に融通がきくのが、自由業の良いところです。

遠山記念館は、数回行っていますが、西洋館と同じ設計者によると知った上での見方は、これまでとは違い、空間だけでなく、ディテールから材料まで気になりました。
遠山邸は、料理に例えるなら、『・・・産の・・・』と、いろいろな材料の最高級を集めた、最高級の料亭の料理(食べたことはないのですが・・・)のような成り立ちをしているような気がしました。

材料、工法を気にしないで見ると、西棟の一部を除き、節度のある、端正な建物だという印象を持ちました。

遠山邸 化粧室 遠山邸 化粧室

遠山邸は、日興證券の創立者の遠山元一が、苦労したお母様の住まいとして建てられたもののようです。塀の前の蓮池に花が咲いているのを創造すると『彼岸』『極楽』と言う言葉が似合いそうです。

写真は、化粧室ですが、優しい珊瑚色の壁に、お母様への優しい気持ちを感じます。隣接した、お母様が主として使うであろうトイレも、その頃は珍しい洋便器で、高齢になった母への思いやりを感じます。


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