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2020/05/16

西武園ゆうえんち-1 池原事務所での仕事

西武球場が1979年3月に完成。
池原研究室に西武園遊園地改修の相談がありました。

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西武園遊園地は1950年に開園し、西武球場に隣接したユネスコ村と連携した施設でした。
敷地は池を中心にしウォーターシュート、ジェットコースターなどの施設がありました。
それを毎年改修し、全体をリニューアルする方針でした。

最初、池原先生は遊園地の仕事に相当抵抗があったようです。
建築家が手を出すものではないとして、図面を描いていると露骨に嫌な顔をされました。
建築家として何が提案できるか難問の仕事を引き受けたのです。
当時、日本の遊園地は洋風の偽物建築で満ち、大人が楽しめるデザインではなかったと思います。
ところが先生と訪れたデンマークのチボリ公園は大人も楽しめる遊園地でした。
そこで西武園遊園地を大人も十分楽しめるものにしようとしました。

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第一期は『バイキング』という船の形をした巨大なブランコの絶叫型遊戯物を1台だけ導入する計画でした。
スイス製で意匠は既存のままで操作室や設置する周辺の設計を任されました。
操作室はキャビンをイメージしましたがデザインの余地がなく困りました。
それをどんなところに設置するのか既存の遊園地には参考になるものがありませんでした。
そんな時、二色のピンコロ石で舗装されたロシオ広場(リスボン)の写真が目に留まりました。
そこで海をイメージしたパターン塗装の広場に『バイキング』が浮かぶよう提案すると先生も徐々に興味を持たれるようになりました。
結局この案は実現できませんでしたが、つぎの遊園地計画につながる手掛かりになりました。

関係者で試運転をしました。

20200518遊園地-1





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