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2020/05/17

西武園ゆうえんち-2 池原事務所での仕事

中央ゲートの設計で西武園遊園地のデザインの方向性がついたと思います。

いろいろな童話の世界や小説ドン・キホーテなどをテーマにして線材の構成でデザインしました。そこに要所要所にディテールを入れて思いを込めることで子供だけでなく、大人の目にも新しく楽しい遊園地ができると考えました。

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従来の遊園園地、テーマパークは西洋に対する憧れから大道具的な偽物を造ってきたように思います。
本物をいくら真似ようとしてもコスト、時間がかかり遊園地施設としては無理があります。
西武園遊園地デザインでは誰もが持っている憧れにアプローチの方法を変えていきました。
先生は憧れを抽象化しシンプルなものに昇華していけば、建築家の仕事として行けそうだと徐々に考えを変えて行かれました。
後の内井昭蔵先生との対談で「後になって考えてみると、いやだと思うのがおかしかった。といつも思いますね。」と話しておられました。

下の写真は提案用のピアノ線で作った縮尺1/100の模型写真。
ペンチで曲げて作りましたが本当に硬くてたいへんでした。

中央ゲート竣工後、池原先生がゲート横の植栽のなから夜空にまっすぐ光線を伸ばしたいして実験を重ねました。
最後はドラム缶ほどのサーチライトで試しましたがうまくいきません。
霧や塵など光を反射するものが多くないと光線が見えないのです。
この試みは後の軽井沢ボーリング計画で実現しました。

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