FC2ブログ
2008/11/19

みんなが求めないけれど 欲しいもの

以前、介護改修のために訪問した先の年配の女性が、公団のキッチンに貢献した、女性の建築家第一号とも言われる浜口ミホさんの下で仕事をされた方だったことがあります。
そこで、浜口さんがデザインされたという家具を見せていただきました。ラワン材で丁寧に作られた引き違いの扉が付いた、小さな収納棚でした。

『ベニヤ板によく使われている材料』というと、ラワン材について、イメージできるかと思います。がさがさしていて、しっとり感、繊細さが無く、安い材料という印象でした。その当時の建築では造作材として、家具材として、一般的に使われていたのですが、あまり使いたくないと思っていた材料でした。
しかし、使い込まれた家具は良い具合に日焼けし、小さいながら存在感がありました。

この度の予算が大変厳しい仕事で、そのことを思い出し、『ラワン』を使ってみることにしました。
そのままでは、板の色にばらつきがありすぎるので、塗装をすることにしました。

たてもの園大川邸144

ラワン材の扉に合う、このようなかたちの真鍮製の小さな握り玉(ドアノブ)を探しているのですが、なかなか見つかりません。シンプルな形でよいのですが。

最近では扉を開けるのが容易なレバーハンドルを使うことがほとんどになり、気に入ったデザインの握り玉を見つけることが大変難しくなってきました。猫を飼っておられる住宅など、猫が扉を開けないようにと、握り玉を希望される方もおられるのですが。

アンティークの握り玉に、時々『これは』というのを見かけます。しかし、握り玉に通っている心棒(?)が、今の錠の標準的なものと組み合わせて使えるかどうか問題になります。
見かけのデザインのみで決めることができないのが残念です。


つれづれに  | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示