FC2ブログ
2008/12/16

コンクリート打ち放し

事務所は、築後30年を超える元公団のRC5階建ての建物の中にあります。それまではRCに直にクロス仕上げでしたが、改修をする際、下地を作り断熱層を作りました。しかし、日がさす日中は暖房が要らないこともありますが、日が翳ってくると、シンシンと冷えてきます。
この時期になると、床暖房を入れておけば良かったと思います。

先日の『安藤忠雄建築展』で原寸模型があった『住吉の長屋』は、建築学会賞を受けた建物ですが、内外とも断熱層が無いコンクリート打ち放しです。建築家の村野藤吾先生が「住み手に賞を与えるべき」と語ったことは建築界では有名な話しですが、住環境としては、かなり厳しいと推測できます。
ちなみに、建築家の中村好文氏の本によると、夏の暑さも、冬の寒さ以上に厳しいようです。

コンクリートの断熱層を設けない打ち放しは、クライアントの理解が必要だと切に思います。

204弘前 前川國男

前川國男氏の設計による、弘前市民会館です。1964年に建てられましたが、杉板の型枠で、表情豊かなコンクリートになっています。
コンクリートは、型枠にセメントと砂利・砂を混ぜたシンプルな素材ですが、出来上がる表情はいろいろです。


建築 | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示