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2009/01/15

共通の問題

昭和40年頃から60年頃にかけて、大規模な団地が建設されましたが、それらが共通の問題に直面しています。建物の老朽化、住む人々の高齢化によるものです。

その多くはエレベーターのない4~5階建ての建物です。
階段の昇降が困難になると、生活に支障をきたし、転居せざるを得ないこともあります。建物の老朽化・設備の陳腐化などで、次の住まい手がなかなか決まらず、4~5階では、空き室が多く見られるようになり、住宅の価格が下がります。これまでの住民に比べ、所得が低い人でも手に入れることができるようになりますが、費用のかかる改修の合意が取りにくくなる事があるようです。建物の劣化はさらに進み、低層の階にも空き室が目立つようになり、スラム化する可能性があります。

それをどこで止めるかが大切になります。
一つの案として、上層階に空き室が目立つようになった段階で、価格が手ごろになった住宅を、若い人々が住みたいと思うな空間にすることがあるかもしれません。
そのためには、陳腐化した間取り・設備にも手を加えられるよう、場合によっては、管理規約の見直しも必要になるかもしれません。

GH15-104.jpg

私たちが手がけた、高齢者の一人住まいのための、水廻りのリノベーションです。
浴室の段差の解消と共に、既存のトイレの壁・扉を撤去し、洗面脱衣室として大きな空間を作りました。洗面器は、椅子に座って使うこともできます。
また、壁は手すりが取り付けられるよう補強しています。


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