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2010/03/05

今日は、恐ろしく悲しい日。工事をする費用の無い人は、保険を利用できない

介護保険による住宅改修。何件か仕事をさせていただき喜んでいただきましたが、このたびはこの保険について考えさせられました。

『工事をする費用の無い人は、保険を利用できない。』ということです。こういうことは、世に少なくないとは思っていたのですが、『介護保険』ということで特に身につまされました。

自分が高齢になった時に、世が今のような状況であれば、ある程度の貯金が無ければ『とても困る』ことがわかりました。自分が、たとえばそばにトイレがあれば一人で行けるのに、トイレが遠いためポータブルトイレということになったら・・・。人の手を煩わせ、肩身の狭い、そして恥ずかしい思い(そう思ってはいけないのかもしれないとも思うのですが。)をしながら生きてゆくと考えたら、これは結構つらいことです。意識よ無くなれ!意識が無いほうが幸せ、と思ってしまいそうです。

最近では、貯金として財産を持っているのが年齢の高い方なので、(経済の活性化のために)お金を使っていただく、そのために贈与できる金額の限度額を上げる・・・など聞きますが、それは持てる者の話。
資産の無い人は、いざとなった時のために僅かな貯金を死守するしかないのでしょうか。

贅沢はしなくても、人間の尊厳を保ちながら安心した老後を過ごすことができるなら、僅かではあるけれど、全部貯金を吐き出して、経済に貢献するのに・・・。

hiyasinsu002.jpg

花は咲いて、咲き終わったら枯れる。シンプルな生き方ですね。
人間に比べると。涙が出てきそうです。
建築 | Comments(6) | Trackback(0)
Comment
No title
年甲斐も無く、涙が本当に出てきました。
No title
考えてしまいますね。。。

でも花はまた咲かせますよー
No title
「工事をする費用の無い人」、思ってもみませんでした…。
これから益々増えるであろう高齢者のための住宅改修、
細かな所まで恩恵が行き届くシステムに改善されるべきですよね。
お花のくだり、心に沁みました
No title
hotahirox様
つい、自分と重ねてしまいました。
市役所へ救済措置は無いのかと聞きに行ったのですが、残念ながら、余地は無いようです。
法律で、文章にできることは随分範囲が狭いと思いました。市の担当者も一生懸命考えてくれたのですが、拡大解釈できるような文章にはなっていませんでした。

確定申告もあり、税金の使い道について考えた週です。
No title
taka様
そうですね、花はまた咲きますよね。
このヒヤシンスのみどりの葉っぱを見てください。肉厚で、ガッツりとして・・・しぶとく生きてゆけそうに見えませんか?
No title
pillowbookさま

ひとごとでは無く、つい自分と重ねていまいた。住宅用エコポイントも始まりましたが、これも、対象は工事できる人です。(経済の活性化のためという点がありますが。)
最大30万円。(工事費から考えると大きくはありませんが。)介護保険の住宅改修は、保険から出るのは最大でも18万円。たとえば賃貸に住んでいて思うように工事ができない人にあわせて、また、資産形成とならないようとのことです。
私たちが納めた税金・保険、社会全体を考えて使って欲しいと考えました。確定申告の作業をしながら。確定申告は、税を考える上でとても有効な仕組みだと思いました。天引きされていたサラリーマン時代は、何にも考えていなかったことに気がつきました。

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