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2010/05/20

一年を通じて、おなじ形で、毎日描かれると聞きました。 喜多家住宅 2

石川県野々市町にある重要文化財の喜多家です。
金沢の町屋の特徴という、庇から下がる板壁『さがり』をくぐり、暖簾の向こうの扉を開ける頃には目が暗さに慣れ、目前に広がる空間に、来て良かったと思いました。

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いろりの灰形は、いつの時代から始まったかわからないようです。一年を通じて、おなじ形で、毎日描かれると聞きました。美しさ、精神性は、京都の臨済宗龍安寺の石庭に通じるような気がしました。(パンフレットには、茶の湯に対する豊かな教養から生まれたものに違いないとあります。)

何年か前のコダックのカレンダーの6枚の写真の中に「喜多家だけが2枚含まれている。」と見せていただきましたが、その一枚はいろりの灰形です。
暮らし方に、日本の精神を感じたのではないでしょうか。
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