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2010/07/21

団地再生

77万戸のストックを持つUR都市機構では、昭和30年代に建てられた団地の建て替えを進める一方で、『再生』についても研究を進めています。それがルネッサンス計画「住棟単位での改修技術の開発」で、実際の建物で実験がすすめられています。

先日、築後50年の東京都のひばりが丘団地の実証実験を見る機会がありました。
RC4階建ての階段室タイプの建物に、エレベーターを取り付ける、エレベーター無しのままで魅力をアップ(1住戸あたりの面積を増やす、メゾネット案など)する、その他、4階の建物を3階建てにする減築という方法がとられていました。

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写真は、一部減築され3階建てにした再生例です。建物の外観も、イメージを一新し、築後50年を経ているとは思えません。エレベーターをつける方法、配管の処理、構造の可能性など大変勉強になりました。
しかし、新築の80~90%程度のコストがかかる今の段階では、既存の建物の制限を受けながらの50年程度の延命ということであれば、再生する魅力は少ないように思います。

また、これはUR都市機構が所有しているからこそできる工事であり、膨大な数の分譲住戸については、ある段階で建て替えを見据えた計画が検討が必要になることを考えさせられました。
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