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2008/09/20

木の『手触り』と『匂い』

かつて、かまどのある土間から、一段上がって板敷きの部屋があるのが一般的な民家の形態でした。土間と板の間の段差があることで、土間に立つ人と、板の間に座る人の目の高さが一緒になり『座』の生活は自然なかたちでした。
座る生活であったため、床の材料である『木』に直に触れることも多く、『木』は身近な物でした。

最近では、アレルギー源とされるダニの対策として、『木』の床にする場合が多くなりましたが、以前に比べ『木』に触れることが少なくなっているように感じます。『椅子の生活』が理由のひとつかも知れません。

『座』から『椅子の生活』に変わってきたことで、木の『手触り』と『匂い』に比べ、『見た目』と『掃除が容易であること』が優先されているような気がします。

たてもの園綱島家 013

江戸東京たてもの園の綱島家です。江戸時代中期に建てられたと考えられる農家です。

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