FC2ブログ
2008/09/30

材料を選ぶということ

左官工事が少なくなったと職人さんが話していました。
増えてきたハウスメーカーの住宅では、左官職人による鏝(こて)を使った塗り壁は少なく、ビニールクロス仕上げがほとんどだからという理由です。
  
左官による仕上げは、ビニールクロスのように汚れたら気軽に拭けない、工期が伸びる、工事費もアップする事が多い等、いろいろな面はありますが、その表情も含め捨てがたい魅力があります。

健康にも良さそうだと実感したことがあります。
費用の関係で、寝室のみ壁・天井を珪藻土塗りで仕上げたことがあります。ビニールクロスで仕上げた他の室では、しばらく残っていた塗料の匂いが、珪藻土で仕上げた寝室では、ほとんど感じられませんでした。
    珪藻土 (滋賀県左官工業組合HPより)

すべてに使うことは難しい場合でも、場所を選んで使いたいと思う仕上げ材です。


左官

進みつつある現場の、左官職人による仕上げです。
鏝(こて)の跡が出ないくらい均一にするのでは無く、職人さんの『手の跡』を残したような仕上げにすることを望みました。均一に塗ることは技術を要する仕事ですが、美しく『手の跡』を残すことも大変難しい仕事です。
材料 | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示
« 古材の扱い | HOME | 飛鳥Ⅱ »